コードレス電話機の電池を他機種のもので交換 上手くいきました!

コードレス電話機の電池を他機種のもので交換 上手くいきました!

長いこと使用してきたユニデンのコードレス電話機の電池の持ちが30分以下になり不便になったので、手持ちの他機種用の電池を使って交換しました。 本来ですと専用電池を使用するのですが手元に他機種用の未使用の充電池があったのでそれを利用することにしました。

電池交換したコードレス電話機は?

ユニデンのDECT2570です。2013年購入で5年半使っています。

電池蓋を開けてみました。一般的なニッケル水素電池で、単4サイズ2本をパックにしたものです。容量が300mAhとなっているのでもともと小容量ですね。
ユニデンのDECT2570

今回使用する電池は?

本来はBT-862互換品または純正品を使うのが筋なのですが、今回は写真下側のROWA JAPAN(ロワジャパン)のM-003を使います。他機種用のものですが新品が手元にあったので利用します。

電圧仕様は2.4Vで同じ。容量は300mAhに対して800mAhと大きいですが大は小を兼ねるのでOK。
形状はコネクタ以外は同じとみなして良いのですが、当然の如くコネクタ形状が違います。
コードレス電話機のコネクタ形状は業界で統一すればいいのにといつも思っています。
BT-862互換品 と ROWA JAPAN M-003

極性チェック

通常は黒がマイナス(GND)と相場は決まっていますが、万が一ということもあるので念のためにテスターで極性を確認しました。 もともとの電池も今回の電池も黒がマイナスでした。

コネクタを交換

コネクタのリード線を電池本体の根本から付け替えるのはリスクがあるので、リード線の途中で切断して交換することにします。コードレス電話機の本体に改造を加えるわけではないので万が一失敗しても大きな被害を受けることにはなりません。ちなみにリード線を切断するときには1本づつしなければいけません。 ニッパーやハサミで2本まとめて切断するとショートして事故を起こす危険性があります。今回はショートリスク軽減のため切断位置もずらしています。

ところで電池の根本からリード線を付け替えるのはリスクがあるというのは、はんだ付けでリード線を電池に付けようとすると熱容量の大きなハンダゴテを使用する必要がありますし、電池を加熱することにもなってしまいます。これは信頼性や作業の安全性の面であまり良いことではありませんね。作業自体も面倒です。

M-003 コネクタ交換

 

新しい電池のリード線にに古い電池のコネクタのリードをはんだ付けし手持ちの熱収縮チューブでショートしないように保護しました。
M-003 コネクタ交換

本体に電池を取り付け

リード線が若干太めな感じにはなりますが、電池蓋との間には十分な余裕があるので問題ありません。
ユニデンのDECT2570 電池取付

動作確認

交換直後は電池残量は2目盛り(全部で3目盛り)までとなっていました。

最初の数回は完全に充電してから、「充電してください」表示まで放電、を繰り返す方が良いので、とりあえず3回繰り返しました。もちろん、その後に完全に充電しました。

使用時間はきちんとした計測はしていませんが、充電しなくても180分以上は通話できるようです。カレンダーと時計は写真を撮ったあとに再設定しています。
ユニデンのDECT2570 電池交換完了

まとめ

新しい電池を購入すると1,000円くらいはするので手持ちの電池が流用できたので良かったです。古いコードレス電話機などで電池が売られていない場合にも同じ方法が使えそうです。

最後に、これと同様のことをされる方は自己責任となりますのでよろしくおねがいします。

 

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