アメリカの自由の女神の王冠まで登ってきました

アメリカの自由の女神の王冠まで登ってきました

新型コロナ禍ということで海外旅行もままならない状況です。いずれまた海外旅行に行けることを期待しつつ、以前の旅行を回想しつつまとめます。 今回は2018年9月~10月にアメリカ1人旅したときのニューヨーク州観光の一つとして自由の女神(Statue of Liberty)の王冠まで登ってきたものです。自由の女神はニューヨーク港のリバティ島(Liberty Island)にあります。新型コロナの影響で、現在は台座(Pedestal)部分までのアクセスが可能で、王冠まではアクセスできないようですが、いずれ開放されるでしょう。

自由の女神の場所

ニューヨークのマンハッタンの南西に位置するリバティ島(Liberty Island)にあります。リバティ島に行くには必ずフェリーに乗る必要があり、リバティー州立公園(Liberty State Park)の鉄道ターミナル(Railroad Terminal)か、ニューヨークのバッテリーパーク(Battery Park)から乗船するのですが、チケットの購入が必要です。チケットは数が決まっているので予約購入することになります。

チケットの購入

チケットは公式サイトで購入手続きします。 王冠まで行くには王冠アクセスチケット(Crown Access Ticket)が必要で、台座(Pedestal)までであれば台座アクセスチケット(Pedestal Access)チケットが必要です。ところが、数が限られているために数ヶ月前には予約しないと確実に購入は出来ません。そのことを知ったのは日本を出発する10日前。大失敗です。毎日サイトを確認しますが日本を出発する日になっても王冠アクセスチケットはおろか、台座アクセスチケットの予約も取れませんでした。

ただ1つ気がついたことがあり、現地時間の朝に翌日分のキャンセルがポツポツと出ていることがあるということでした。おそらく、無料でキャンセル可能なのが予約時間の24時間前までなのでそのようなことが起きているのだと考えました。

そういうわけで、現地についてからキャンセル狙いでチケットをとれるかもしれないということに賭けてみることにしました。ニューヨークの滞在は5日間で、最初と最後の日は移動のみで観光の時間はありません。なので、チケットをとれるとすると、到着してからの2日目の朝と3日目の朝(3日目か4日目に自由の女神観光)にキャンセルを射止めることができるかとなります。

結果、2日目の朝はキャンセルが出ませんでしたが、3日目の朝、出たんです。キャンセルが! しかも王冠アクセスチケット (Crown Access Ticket) です。 無事に予約し、この瞬間、ニューヨーク観光の最終日に自由の女神の王冠まで登れることが決定しました。

フェリー乗り場

リバティー州立公園(Liberty State Park)の鉄道ターミナル(Railroad Terminal) からのフェリーだったのと、滞在していたのが、ニューヨーク州ではなくてニュージャージー州だったので、迷わず宿からUberで直行しました。ちなみに、ニュージャージー州に宿泊したのはニューヨーク観光の宿泊費用削減のためです。

リバティー州立公園(Liberty State Park)の鉄道ターミナル(Railroad Terminal) からのフェリー乗り場

チケットの受け取り

Will Call(チケット受け取り窓口)でチケットと王冠アクセス(Crown Access)の腕輪をゲットしました。

王冠アクセス(Crown Access)チケット
王冠アクセス(Crown Access)の腕輪

港付近の風景

天気が良かったのでニューヨーク側がよく見えました。

リバティー州立公園(Liberty State Park)の鉄道ターミナル(Railroad Terminal) から見たニューヨーク

フェリーに乗船

なかなか立派なフェリーです。のんびりしていたら乗る順番が遅くなってしまいました。

リバティ島(Liberty Island)行きのフェリー

リバティ島(Liberty Island) に到着

途中でフェリーは エリス島(Ellis Island) に寄りますが、自分は下船せずそのまま リバティ島(Liberty Island) に向かいました。

リバティ島(Liberty Island)

自由の女神の王冠へ

自由の女神のエントランスには大勢の人が並んでいました。セキュリティーのために中で荷物を預ける必要があります。スマホとカメラは携帯できました。当時の制限の詳細は忘れてしまいましたが、現時点(2021.7)の公式ホームページによれば、王冠まで持っていけるのは、カメラ、携帯電話、水、薬だけとなっています。

自由の女神(Statue of Liberty)のエントランス

台座(Pedestal)までエレベーターを使用するか階段を使用するかの分岐です。多くの方は右側のエレベーターを利用していました。自分は迷うことなく左側の階段を使用しました。台座まで195段となっています。

台座(Pedestal)までエレベーターを使用するか階段を使用するかの分岐

階段を登っていくと、ところどころに何段で台座(Pedestal)までなのかの表示があります。絵付きで表示されているのでわかりやすいです。  

台座(Pedestal)までの段数の表示

台座(Pedestal)まで来ました。王冠(Crown)まではあと162段です。ここから上は王冠チケット(Crown Ticket)を持っていないといくことはできません(現在(2021.7時点)は前述の通り新型コロナの影響で閉鎖中)。 左下にあるゴミ袋のようなものは、クラウンチケットの紙製の腕輪を回収したものが入っています。

王冠(Crown)までの階段(162段)です。

どんどん登ります。途中から階段が上りと下りが別々の狭い2重らせん階段になっていました。

王冠(Crown)までの上りと下りが別々の狭い2重らせん階段

ついに王冠に到着

王冠からは銘板の文字がしっかり見えました。

王冠(Crown)からの銘板の文字

風景もよく見えました。王冠には保安の方(?)がいて、自分の写真を撮ってくれたりしましたよ(ここに貼るのは遠慮しておきます)。

王冠(Crown)からの風景

帰りは台座(Pedestal)で一旦外にでて風景を眺めたりしながら地上に戻ってきました。

自由の女神(後ろ側)

帰りのフェリー

帰りのフェリーは、 リバティー州立公園(Liberty State Park)の鉄道ターミナル(Railroad Terminal)行きか、ニューヨークのバッテリーパーク(Battery Park) 行きのどちらも利用できます。 自分はニューヨークのバッテリーパーク(Battery Park) 行きのフェリーで戻りました。

まとめ

自由の女神の王冠まで登るのはニューヨーク観光では一番期待していた部分でしたので、達成できて本当に良かったです。日本を出発するまでにチケットを確保できませんでしたが、現地で運良くギリギリ確保できたのは幸運でした。この翌日、思い残すことなく次の目的地であるワシントンDCに移動しました。

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